歯車

[ワンコーラス試聴]


意味を見失いそうな 荒れ果てた大地を転がり落ちる
俺は眼を閉じたまま それが灰色だと思い込んでいる

外からは笑い声が漏れてくる

彼らは走り出す それぞれの想い秘め また新しい物語の幕開け
破る事が出来れば 噛み合わぬ歯車も不思議と回るだろう

射し込んでくる光は この血走った眼を優しく眩ませる

少しずつヒビが入り始める

彼らは走り去る それぞれの区切り付け また一粒の物語の大団円
しまう事が出来れば 巡り行く季節も心地良くなるだろう

期待と不安で腹を一杯にして

ゴールなんて物は無い ばら撒かれた通過点と 無数に広がる分岐点があるだけ